大きなシャーシューが入っている味噌ラーメン。
何といっても、味付けのりが掛けてあるのが日本的な風味を出している。
尼崎の中央商店街通りのそばにある、昔ながらの中華料理店だ。

その日、尼崎文化財を巡る会に参加した。
伊丹文化財ボランティアの人たち約10人で歩いた。
昼ごろに終了し、どこかで昼ごはんを食べることとなった。
引率していたMさんが、知っている店があると言って、みんなを案内する。

しかし、店を探して、ウロウロと迷っていた。
「店の名前は何というのですか？」と、私が尋ねると、Mさんは「大貫」と告げる。
前回訪れたのは もう20年以上前だという。
かなりん、古い店のようだ。
私がスマホの地図で探すと、その店は見つかった。

小さい店なので10人入れるのかと思ったが、テーブルが３つ空いていた。
全部で７つテーブルがあり、私たちが入って満席になった。
結構、繁盛している。

かなり年配のオバサンが注文を訊く。
何とも懐かしい、昭和な雰囲気が漂っている。

ラーメンが850円とやや高めだが、年寄り中心のメンバーたちはしつこくなく美味しいと評価する。

隣には有名店の「天下一品」が開店している。
負けずに末永く頑張ってほしいと、「場末のグルメ委員会」は応援する気持ちになるのである。