金川淳一アルバム
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得体の知れない何者かに追いかけられていた。 苦悩、焦燥、絶望、…。 生きていくということはどうしようも出来ない事を納得し受け止めていく<修行のようなもの>、なんてことは重々分かっていたつもりだ。 そうであっても、「なんとか、助かるはず」と信じていた。 私はこの時期、三つの役割を背負っていた。 夫としての、父親としての、そして営業所の責任者としての。 私は災禍を前にして、狼狽し、落涙し、苦悶した。 その間の経験を書き留めたいと思う。 |
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