金川淳一アルバム・想い出2
 
 
 
子供が最も可愛いというのはこの時期だろう。
何をしているのも絵になる。
この頃8ミリカメラが世に出始めた時期で、必死で8ミリを撮っていた。
だから、写真として残っているのは少ない。
乗り物が大好き。
よく阪神パークや宝塚ファミリーランドへ出かけた。
帰る時間が近づくと、帰りたくないと泣く。
これもお姉ちゃんとよく似ていた。
平成6年4月西伊丹幼稚園に入園。
大震災はこの翌年に起こった。
幼稚園とは照れくさいところだ。
何度か参観に出かけ、子供とのお遊戯をさせられたが、これがなぜか恥ずかしい。
日頃、息子とスキンシップをとっていないのに、急に手をつないだりした違和感だろう。
一番端に行儀良く座っている。
父親の私もこの位置だった。

エピソード2
●映画館

幼稚園のころだったか、よく映画館へ出かけた。
阪急伊丹駅近くの映画館で、怪獣映画だった。
大変な人気で、一番前の席しか残っていなかった。
一番前の席は画面が近く迫力はあるが、少々首が痛い。
しばらく観ていると、淳一はそわそわして様子がおかしい。
気分が悪いとささやく。
慌てて新聞を取りだして口に当てると、ゲーゲー戻していた。
新聞を持っていたため汚さずに済んだ。
今度は「ジュブナエル」という映画に出かけた。
これも最前列の席しかなかった。
しばらく観ていると、また淳一はそわそわと落ち着きが無くなった。
再び、気分が悪いという。
しかし、受けるものを何も持っていなかった。
会館の人を呼んで、平身低頭謝る。
映画どころではなかった。

しかし、子供はたくましい。
帰りは王将で焼き飯と餃子をしっかり食べていた。