★ウランという名前

以前、本で読んだのだが、名前の持つ音感が性格形成に影響を与えるという。例えば、「セイコ」の響きは気が強くなるとか、「テツオ」は硬い性格になるというものだ。
これは胎内教育に似ている。
お母さんのお腹にいる赤ちゃんにクラシックなどの音楽を聴かせたりして産まれる前から教育をしていくというもので、音感が胎児の脳組織に作用することにより、脳を活性化させたり、性格が形成されるのに役立てるのだ。
すべての「セイコ」が気の強い人間である訳はないが、画数から名前を付けるよりもうなずける。
「ウラン」は娘が命名した。
雄なら「アトム」雌なら「ウラン」と決めていたらしい。
「ウラン」の響きは可愛い性格になりそうな気がしないでもない。
だが、1年余り、ウランと連呼しているのだが、犬の脳組織には作用しないようだ。
ウランは愛らしい性格とはほど遠く、お転婆を遥かに通り越し、「バイオレンス」でさえある。



写真:生後3カ月ほどの可愛い頃

 

 

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